報道関係者各位
北部九州・山口等に67店舗のホームセンターグッデイを運営する株式会社グッデイ (本社:福岡市中央区 代表:柳瀬隆志、以下「グッデイ」) は、学校法人嶋田学園飯塚高等学校 (所在地:福岡県飯塚市 理事長:嶋田吉勝 以下「飯塚高校」)と 「DIYによる教育連携および地域貢献活動に関する協定書」 を締結いたしました。
本協定は、飯塚高校が持つ教育資源とグッデイが有するDIY・空間づくりに関する知見を活かし、生徒の創造力や課題解決能力を育むとともに、地域社会の活性化に貢献することを目的としたものです。
協定に基づき、以下の連携事項が実施されます
◆ 探究的学習プログラムの共同開発・実施
◆ 校内・地域施設でのワークショップやイベントの共同開催
◆ 地域連携型の教育・交流活動
◆ 生徒への安全教育・技術指導・職業観育成
学校と企業が手を組み、地域課題と実践教育に向き合う新たな挑戦が始まります。
高校の教育現場では、今 “本物の体験” が求められています。
福岡県飯塚市を拠点とする飯塚高校と、地元福岡県の企業であるグッデイが締結した「DIYによる教育連携・地域貢献活動に関する協定書」は、そのニーズに応える象徴的な取り組みです。
きっかけは、「自分たちの寮を、自分たちの手で直せないか?」 飯塚高校からの問いかけでした。
ホームセンターには、住まいや空間の補修や快適にするアイテムを多数取り扱っており、グッデイでは福岡県住宅供給公社と団地リノベーションプロジェクトを進行中でもあり、品揃えと知見・経験を活用することでこの問いかけに本気で応えることができると確信しました。
2025年6月、協定の前段となる学生寮のリノベーションプロジェクトが実施され、生徒たちが自ら壁塗装や床の張替えに取り組みました。

さらに、今回のプロジェクトで学んだ知見や経験を地域活性化の一助とすべく、飯塚地区を舞台にした実践活動へと発展させていく予定です。



DIYスキルを通じた探究学習、生徒同士の共同作業によるチーム力育成、そして地域施設を舞台としたDIYやリノベーションを施す空き家再生など、協定に基づく活動は教育と地域社会の双方に新たな価値をもたらします。
少子高齢化や空き家問題といった地域課題に対し、高校教育が主体となって関わっていくこの連携モデルは、全国的にも稀であり、持続可能な学びの形として注目を集めるのではないかと期待しております。
高校とホームセンターという異色の組み合わせによる協定締結は、教育現場・自治体・地域住民のすべてに刺激を与えるものとなります。
新しい学びと地域の希望が、ここ飯塚から動き始めます。
当学園では、飯塚高校「街なか学園祭」など、地域活性化に貢献しながら実践的に学びを深められるような教育活動を推進してきました。
こうした活動が柳瀬社長の飯塚への強い想いと重なることで、学校教育では類例のないコラボレーションが生まれ、とても嬉しく思います。
DIYは1人1人の思いに応じて周囲の空間を直接的に変えられる貴重な技術であり、グッデイさんが生徒・学校・地域と交わることで広がる様々な可能性に、心躍る思いです。
グッデイの親会社である嘉穂無線ホールディングス株式会社は、1949年に飯塚で創業しました。
創業以来、お客様の「家族でつくるいい一日」のお手伝いをすることを事業の目的とし、品揃えの充実と店づくりに専念して参りましたが、今回飯塚高校との取り組みはそれを更に推し進めるものです。
飯塚高校は、飯塚本町・東町商店街にて「街なか学園祭」を開催されており、最近では本町商店街でのアーティストレジデンス活動にも取り組まれています。当社としても、創業の地である飯塚市に貢献したいという想いを強く持っており、今後も様々な面で一緒に取り組みを行って参りたいと思います。
この件に関する問い合わせ先
嘉穂無線ホールディングス株式会社 マーケティング部 広報 島村
〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神1-6-8 天神ツインビル14階
Email:n.shimamura@gooday.co.jp