パンデミックや国際的な原材料価格の上昇など、これまで以上に大きな変化が世の中で起きています。グッデイはそのような変化に対応した「ライフスタイル提案型の店舗」づくりを目標に、従来のホームセンターの枠組みにとらわれない発想や取り組みを行っています。また、ビッグデータやクラウド、人工知能などの最新のIT技術も積極的に活用していきます。
グッデイは北部九州を中心に店舗拡大を進めています。
グッデイ第1号店は、1978年、福岡県大野城市にオープンしました。以来、福岡、佐賀、大分、熊本、山口に展開しています。近年、ホームセンターのリソースを使った法人様向け、自治体様向けのサービス開発にも取り組んでいます。
先進的なDXの取り組み
お取引先がアクセスできるデータ分析環境「GooDay Data Link」を構築し、情報共有を行っています。卸/メーカーの出荷実績ではなく、より消費者に近い自社(小売)の販売動向を取引先にフィードバックすることにより、需要変動への迅速な対応を行うことで欠品・返品を減らすなど、効果的な需要予測と在庫管理を実現しています。
店舗運営にあたっては、各店舗から集めた売上データを、BIツールを使って集計・可視化することにより、即座に売場の動向を判断し、お客様のニーズに合わせたきめ細やかな売場づくりを展開しています。また近年では、店舗システムをリニューアルすることで、接客中でも手元の端末から簡単に在庫確認等の作業ができるようになるなど、店舗業務のDXを推進しています。
こうした取り組みが評価され、日本DX大賞2022では大規模法人部門大賞を受賞しました。
GooDay Data Link
つくって、学べる。体験型ホームセンターへ
グッデイは、DIYに必要な知識や技術を得るため、ものをつくる人達同士のコミュニティーの場として、またライフスタイルを豊かにする場として利用してほしいと考えています。
様々なイベントやワークショップを通して、体験型の学びやライフスタイル提案を行うホームセンターを目指しています。
地域と連携した多彩なワークショップ・イベント
DIYや園芸に興味はあるが、何からはじめたらいいかわからない…そんなお客様に向けて、グッデイでは各店舗にて定期的にワークショップを開催しています。地域のイベントや学童保育施設への出張ワークショップも行うなど、地域コミュニティのものづくり教育にも貢献しています。
特に2016年より開催している国内最大級の子ども向けワークショップの祭典「ワークショップコレクションin福岡」では、産官学の様々なプレイヤーを巻き込み、社会全体でこどものための創造・表現の場を創出しています。
グッデイが手掛けるDIYリノベーション
グッデイではDIYリノベーションの力を社員自らが体験し、その魅力を多くのお客様にお伝えするために、さまざまな空き家リノベーション事業に取り組んでいます。戸建ての空き家を「グッデイハウス」、築50年以上が経過した団地を「グッデイ団地」と銘打ち、社員・お取引先様・地域住民の皆様との共創により、ホームセンターを運営する中で培った商品知識やDIYノウハウを惜しみなく発揮しながら、DIYリノベーションを進めています。社員の商品理解を深める研修の場として、メディア発信を通じたお取引先様の商品PRの場として、地域に開かれたDIYワークショップの会場として、さまざまな交流の拠点として活用されています。
1970年代、福岡の電気販売店「デンキのカホ」で、技術本を片手にラジオを作るためのパーツを集めている子どもたちのため、もっと簡単にラジオをつくれるようにラジオパーツ一式を揃えキット化したのがエレキット事業の始まりです。エレキットはいつの時代も、子どもたちにとって“ものづくりの原体験”でありたいと考えています。
時代に則した学習キットで子どもの創造力を刺激します。
STEAM 教育体験講座
STEAM(スティーム)とは、Science・Technology・Engineering・Art・Mathematicsの頭文字からなる造語で、各分野を統合的に学んだ人材を育成するための世界的に注目を集める新しい教育モデルです。イーケイジャパンの「STEAM教育体験講座」では、工具の使い方、説明書の読み方、動くしくみといったものづくりの基本を丁寧に解説します。子どもたちの大きな可能性を広げるSTEAM教育の場を、イーケイジャパンは提供し続けていきます。
エレキットのプログラミング教材
小学校でのプログラミング教育の必修化に伴い、エレキットのプログラミング教材が人気です。パソコンを使うものから使わないものまで、学年に合った様々なプログラミング教材をラインナップ。初心者にも簡単にプログラミングできるようにと開発したWebアプリは様々なOSに対応しています。公教育の現場でも採用いただき、活用いただくシーンがますます広がっています。
取扱い製品のご紹介
ロボット工作
クリーンエネルギー工作
はんだ付け工作
カホエンタープライズは、グループ会社であるホームセンターグッデイのDXの取り組み経験をもとに、データ活用支援、Google Workspace活用支援、クラウド型データ活用プラットフォーム「KOX」の提供、DX人材育成支援などを通じて、お客様のDX化を支援いたします。
グッデイで培った経験をもとに、
お客様のDX化を支援いたします。
カホエンタープライズは、経営課題の発見、解決や、経営判断のスピードアップなど、経営の一助となる企業のDX化をお手伝いいたします。
データという貴重な資産を、経営の次なる一手にどう転換できるか。
生え抜きのIT企業ではない私たちだからこそ、より現場に近く、実務に即した実践的なアプローチでお客様のDX化を支援いたします。
カホエンタープライズの
サービス
データ活用プラットフォーム
「KOX」の紹介
グッデイのDXの取り組みから生まれたクラウドサービスです。データ分析基盤(Google BigQuery)とセルフサービスBIツール(Tableau)を組み合わせたオールインワン・データ活用プラットフォームサービスを提供いたします。
カホパーツセンターは、家電専門店「デンキのカホ」のいちコーナーとして展開していた電子パーツ売り場を起源としています。福岡の地で電子工作のロマンを追い求める人たちを支えてきました。
いまでは九州唯一の電子パーツ専門店として、個人の楽しみとして電子工作をする人、大学の研究室等で実験機材を作る人、ハードウェア製品の試作・開発をする人に向けて、電子パーツの販売をはじめ、回路基板や実験機材の製造受託、電子工作入門に関する様々なご相談を承っています。かつて店頭に何度も訪れ、電子工作を学んでいた少年少女が、いまや研究者やエンジニアとして活躍しています。
生成AI、IoT、仮想現実など、新たな技術が日夜生まれてくる中、いまも変わらないものづくりの原点が、カホパーツセンターにはあります。電子工作ができるようになれば、くらしをより便利に、そして豊かにする機械を自らつくることができます。私たちカホパーツセンターは、ものづくり初心者の方から熟練者まで、幅広いお客様に寄り添い、共にものづくりを楽しむことを大切にしています。